第470回 神郷の家構造見学会
7月15日、軸組構造見学会を開催しました。
九州では、ものすごい雨のために大きな被害げ出ています。
滋賀は、朝から梅雨の合間なのか、それとも明けたのか?暑さが厳しいです。
暑い中18組の方が見学会に参加してくださいました。
セミナー(説明会の様子)
午前午後の2回説明会をさせて頂きました。
設計の企画の話や、大工工事の話・材料の話を40分程度させて頂きました。
伝統構法の良い所は、私の話したいところで、皆さんに知ってほしい事。
木の家を建てたいという方が数組参加され、現代の家づくりに疑問を持っておられました。
建築中の家を見、木組みを目にすることで、
「まだ、こんな家を建てる事の出来る、大工さんがいるんですね!」なんて!
「私の所は、若い弟子たちが作っているんですよ!」で、また驚き!
それだけ、世間では、工業化させた家ばかり。
地域材を使った家づくりは、当たり前にいいことですが、
これから先、その材料を使い家を建てられる大工がいなくなる。
世界に誇れる、木の家の文化はどうなるのか。
お施主さんが考えるのではなく、作り手が考えなくてはいけません。
そして、強いメッセージを発信しなくては!