第506回 近くの山に捨てられている?

東近江 川村工務店

2014年08月23日 07:06

今、家づくりはとんでもない状況になっています。
家づくりから出てくる、ゴミの山。
燃やすこともままならず、土にはかえらない工業製品。
外装材はサイディング・カラーベスト等屋根材・断熱材・内装下地のプラスターボード
・仕上げ材のビニールクロス・設備機器・木と思われているボンドで張り付けた木材。
このすべてが例外なく、産業廃棄物。土にはかえりません。

耐用年数を迎えた工業製品の家が、そろそろ解体の時期を迎え始めました。

このゴミどこへ行くのでしょうか?

近くのあなたの山へ、普通に捨てられるようになっていきます。

そうしなくては、捨てるところがありません。

どれだけ家をつくったら気が済むのか?
どれだけのごみを出しているかも知らず、つくりつづけることが経済成長なのか?



上の写真は、コンクリート・フエルト紙・タイルを分別しているところです。
すべてが、別扱い。大変な作業です。


本当に、長持ちできる・長く住んでもらえる家って、どんなんでしょうね。
住まい手にも、環境にも、つくる人にとっても良い家って、どんなんでしょうね。

きっと皆さん、解っているはずです。






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