第362回 住宅展VOL3報告

東近江 川村工務店

2011年03月28日 22:00


3月26日・27日八日市文化芸術会館にて、3回目の住宅展を開催しました。
もう春だというのに、朝からなごり雪が降っていました。時折、吹雪いてくるから、なごり雪?って感じです。
広い会場に、展示のプランにもとずき、各業者さんの展示や、木材・木組み・風土木の家認定施工例・メンバー紹介など多様にわたりセットしました。

そんな会場の中身を紹介します。


風土木の家認定の施工事例22件


裸足で感じる床板の感触12点 

無垢の杉・ヒノキ・コルク・建材の床。そして、それぞれに断熱材を床裏に施工したもの
「やはり、建材のフロアーは冷たい」



施工事例の木の模型と竣工写真・図面の一部
わかりやすくて楽しい。下には木組みの模型がたくさん置いてあって「ふう~ん!」



この模型は、瓦とスレート瓦(カラーベスト)の上に400Wの灯光器をつけ、表面を温めます。両方とも、手が触れないほどの暑さになります。下につけた箱は、中に(小屋裏をイメージ)温度計を設け、どれだけ外気温が室内の環境に影響を与えるか?の実験。スレート瓦は小屋裏が熱くなる。



左官さんのブースです。漆喰に霧を吹きかけ吸水性の実験です。隣にビニールクロスが置いてあり、同じ実験ができます。「ちょっと意地悪です」
竹小舞の体験コーナー、わら縄で竹を編むという体験です。


今回のメインは、風土木の家のモデルプランの提示でした。大きな模型をつくり、来場者に見ていただきました。大まかな金額の提示もしました。企画の中心になってくれた、松宮さんが特に力を入れ、頑張ってくれました。まきストーブがあったり、庭園の施工例も数あり、内容は充実していたと思います。

来場者は、特に多くもなく、少しさみしい感じがしました。でも、また、頑張ってやります。
やっていることの内容が、とても意味のある充実したものだから。
たくさんの方に知っていただきたいです。社会がよくなるためにも。


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