第389回 原発を考える一日
朝から、永源寺箕川でツリーハウスの作業をこなし、
「今日は、絶対いかんとアカン!」との気持ちで、少し遅くなりましたが、
一路、栗東の文芸会館「さきら」に行きました。
昨年、県立大学で上映された『ミツバチの羽根音と地球の回転』。
山口県祝い島での、原発を巡る市民団体の反対運動。
ドキュメンタリーな映画でした。私のところで起こったなら
迷わずに反対運動に参加していただろう。
と思い帰った事を思い出しました。
今日は、鎌仲監督の講演と「未来バンク」の組合理事長でもある
田中優さんの講演がありました。
特に、田中さんの講演が聞きたくて、時間をとりました。
電力の節電を呼びかける電力会社の思惑・政治家・銀行・ゼネコンの
上に立つ電力会社のからくり、メディアの大きな嘘・正直でないということ。
震災の被災者は扇風機も買えないが、東電の社長の退職金は五億円。(今の今なのに!)
原子力の単価は安いというウソ。「オール電化はお得」と言うウソのからくり。
送電の自由化を求めた菅総理に、国会が紛糾。「首を変えろ」
っていう、他の国会議員の知恵の無さと、我田引水。
原発に掛ける国費の膨大な金額。
私たちの全く知らない世界を耳にすると、「なぜ、今増税になるのかとか」
が、納得いかない。
国民一人一人が、しっかりと社会を見つめなおし、政治自身をも変えていかない事には
子や孫の時代は、大変な時代になってくる。
見方を変えれば、家づくりも全くそうであり、伝統工法も滅びてしまう。
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