第426回 倉敷 樹

東近江 川村工務店

2011年11月02日 21:57

街にはいろいろな趣があります。
際立てる・包み込む・和ませる・溶け込ませる、といった効果は、
樹木を配したり、花や草があることによって、良い雰囲気になります。



大原美術館の横にある「エル グレコ」は、何かの後をカフェに利用していますが、
表面を覆い尽くすアイビーが、こっぽりと包んでいます。

アイビーの根っこを探すと、その太さにびっくりします。



アイビアースクウェアは、とても有名ですが、裏手の方に回ると、
いちょうの並木が見られます。
正面にある古い建物が、いちょうと調和し、全体が遠近法で、
そのまんま目に焼きつきます。

あまり知られていないのか、観光客もほとんどいませんでした。



美観地区を代表するような、一枚です。

倉敷川のほとりには、柳が長い枝をやさしく垂れ、
爽やかな秋の風に揺れていました。

美観地区が、土蔵ばかりでは目が疲れるでしょう。
みどりと共に構成された風景は、気持ちがやさしくなりますね。


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