第426回 倉敷 土蔵
倉敷って言うくらいだから、どこへ目を向けても蔵だらけ。
と言うより、外観は土蔵のようだけれども、住まいっていうのもありますね。
外観は、白壁になまこ漆喰、平たい敷き瓦を貼り付け、
目地にあたる部分を、漆喰で固めてある。
レンガを積むように半分づつづらした貼り方、
角をアール状にしたもの、
ひし貼りにしているもの、
カベ面が全部敷き瓦を施したものや、
貼ってある所が、微妙に違ったり、
腰部分の高さも、3枚から6枚等、様々。
いろんな工夫と、飽きない趣が、見る人を楽しませてくれる。
でも、素材感が同じ、色彩が基本が決まっている。
見ていて、気持ちの良さが退屈してこない。
3枚目の写真には、敷き瓦にたくさんの落書きがしてあります。
日本人は、なぜ、そんなことをするのでしょうか。
ちょっと、恥ずかしいですよね。
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