第366回 安曇川流域森と家づくりの会 交流会

2011年04月10日

4月7日、安曇川流域 もりと家づくりの会の坂田さんにお願いをし、
川村工務店との交流会を兼ねた意見交換の研修をさせていただきました。

昨年、坂田工務店さんが、全社員を連れて、研修会の途中に私のところに来てくださいました。
工場見学でした。この時、弟子同士の交流もあまりされていなかったので、
今度は、もう少し交流と意味で、何とかならないものかと考えていました。


坂田さんの案内で、成安造形大学の構内にある『結い』というレストランに12時に集まり、
まず昼食をとりました。ここの建物は、信楽の人工林の杉「小径木」を活用したもので、
たくさんの工夫がありました。参考になり面白い建物でした。

食事の後、道中にある『仰木の棚田』を案内していただきました。

第366回 安曇川流域森と家づくりの会 交流会

数年前の、木考塾の総会の後案内され、この棚田は見学したのですが、
改めて目にすると、ちょっとそこらにはない馬蹄型のすごい形に、
弟子たちも「は~!」と、感心でした。棚田の一本桜の老木もあり、
満開の季節には、とても良い風景になるんだな~と、思いました。


この後、R477号沿いの伊香立にある、モデルハウスをみんなで見学に行きました。

ここでは、弟子たちも木組みやデザインにとても興味を持ち、
目を開き興味深々と見ていました。

『結い』から同行していただいた、安曇川流域森と家づくりの会の代表者でもある
宮村さんから、モデルハウスの概要や会の活動の内容など
たくさん参考なるお話をしていただきました。

ワークショップはお施主さんが求められている内容に沿い、
とても活動的なので強い刺激がありました。

第366回 安曇川流域森と家づくりの会 交流会 第366回 安曇川流域森と家づくりの会 交流会

意見交換会の様子                   モデルハウスの前で記念写真

坂田さんの作業場にも案内していただきました。
里山の中にあり、山桜もちらほら咲き、周りの木々に囲まれた静かな環境の中で、
弟子の伊吹君たちが古材の水洗いをしていました。

第366回 安曇川流域森と家づくりの会 交流会

この会で気持ちを同じにし、活動されている河合製材さんへも出向きました。
国産材の製材された材が、「これは、軸組財・カウンター材・建具材」というように、
所狭しと感想を促しながら、置かれていました。雑多な感じで「どこに何がある?」
みたいな。でも、この人も、木に囲まれていれば幸せなんだな~。

第366回 安曇川流域森と家づくりの会 交流会

倉庫の中の様子

松井建設さんの、作業場や完成さえた家・工事中の家が、R161号を挟み並んでいたので、
松井さんの案内で
見学させていただきました。

一日かけた、研修会でした。
個々では中々聞くことや、見ることが叶いませんですが、一同会することで、
本当にたくさんのことが見聞でき、一人一人の大きな財産になっていくことと確信しています。

お世話になった、坂田さんはじめ皆さん、お世話になりました。




同じカテゴリー(樹湖里っ子(きこりっこ))の記事画像
50年
第633回 フランスにて
第632回 「くむんだー」遠征月間
第631回 木戸の建具
第630回 トンネル工事の見学
第629回 オアシス21にて
同じカテゴリー(樹湖里っ子(きこりっこ))の記事
 50年 (2021-03-31 22:37)
 第633回 フランスにて (2019-04-14 13:58)
 第632回 「くむんだー」遠征月間 (2018-11-20 20:49)
 第631回 木戸の建具 (2018-10-07 19:36)
 第630回 トンネル工事の見学 (2018-10-02 19:46)
 第629回 オアシス21にて (2018-09-15 20:51)


この記事へのコメント
川村さん


湖西までよく来ていただきました。充分なことも出来ず研修になったかと思っています。これからもよろしくお願いします。
Posted by TOKU at 2011年04月12日 08:25
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。