工作室のある家(彦根市 MS邸)
2010年01月25日

大貫を3段配したさげかま工法の粘り強い伝統工法で
組まれています。樫の木で作られた込み栓が500本以上
使われています。外観写真の白い部分は、土佐漆喰で、
縦に貼られた板は市販されている、焼板を使いました。
張り方や素材を使う部分のコーディネートを
することにより、新しい感性が生まれてくる事に
気が付きました。そんな現場でした。
内装の壁は、漆喰とぜオライトの混合です。
床板は、パイン材。そのほかの木材は、桧と杉のみです。
私は、階段は、檜を使う事が多く、決して集製材や、塩ビで加工されたものは使いません。
階段の加工・割付もすべて手作業です。
1階から2階・3階に架けられた階段は回り階段で箱型のところストリップ式のところと、
組あわせ、階段からも光や風が自由に流れる工夫がして有ります。
居間と食堂の間仕切りも、夏・冬に自由に対応できるよう大きな建具が、
引き込まれるようになっています。吹き抜けも季節にあった使い方が工夫されています。
和室の部分は、23cm高くなっていて、障子を開け利と、腰掛けられるようになっています。




Posted by 東近江 川村工務店 at 00:00│Comments(0)
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