第384回 古材を使った家 組み立て

2011年06月04日

平年より18日も早い梅雨入りです。8日が上棟式です。
天気予報とニラメッコが毎日の日課です。
ということで、日程を早めて今日は組み建てとなりました。

第384回 古材を使った家 組み立て

13Mの松の梁(地棟)です。自分の山の木です。

第384回 古材を使った家 組み立て

曲がった松の梁は、「この梁は曲り過ぎだから使えない」とか、
一切文句も言えず、建築主からの自前の材料を使いきっていく
という、責任があります。半分仕方のないことです。

第384回 古材を使った家 組み立て

その分、木そのものが持っている、力強さ・迫力が、
伝わってきます。木組みがデザインそのものです。

第384回 古材を使った家 組み立て

設計は、何度もチームを組んでいる、河島1級建築士事務所。
棟梁は、息子に任せました。

平面的な動線やプランは、河島さんはうまいです。
しかし、木組みについては、いっさい口は出しません。

だって、仕事のできる棟梁なら設計事務所より、
ずっとよく知っているし、使い方はうまいんだから。
そこのところの信頼関係ですね。
「あ・うん」の呼吸ってところです。

軸組構造見学会は近いうちに開催します。
きっと、迫力の木組みと出会えますよ。
同業者さんも来てくださいね。






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