第413回 木のジャングルジム
2011年10月02日

会員みんなで「できたぞ~」、ジャングルジムが
イベントの都度、木のケルンを持って行き、子供たちに、
木の柔らかさや・匂い・感触を感じてもらっていました。
今回、森づくり交流会にて、どんなパフォーマンスをするのか?
笠原さんのヒントと、森さんの「やろうよ!何とかしたい!」の
気持ちに、作り手が、日曜日返上で夜なべをしながらつくりました。
縦の木のサイズは1,8寸角・横材の貫は7分×1,7寸。
縦材の感覚は450㎜ 貫の感覚は空きを400㎜程度にしました。
貫の高さを、X方向とY方向に段差をつけました。
貫は、すべて下げ鎌です。
「伝統構法じゃないですか!これって!」

午前に1回会員で組みました。組み上がったジャングルジムには、
子ども達がワイワイと集まり、公園にあるジャングルジムと同じ感覚。
お昼に1度解体をし、午後の部として今度は、子供たちと一緒に組みました。
ところが、参加した子どもたちは、金づち片手に、もくもくと下げ鎌の
くさびを打っていくではないか。高さも気にせずに。
1週間前に工場で組んだときは、くさびの準備が出来ていなくて、
グラグラと揺れまくり。「子どもに乗らすのはダメだ!」と判断。
ところが、くさびを打ちながらの組み立ては、ガッチリ過ぎるくらいの、
安心感、大人が乗っても大丈夫。
子どもが10人乗っていても全然OKだ。
移動できる遊具としては、なんてステキはアイテムだ。
保育園や幼稚園なんかにあれば、どんなに喜ばれるの事か!
芝生の上で秋晴れの下、自然な素材の木のジャングルジム、
皆さんも一度作ってみてはいかがですか。
Posted by 東近江 川村工務店 at 21:15│Comments(0)
│樹湖里っ子(きこりっこ)
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