第470回 神郷の家構造見学会

2012年07月16日

7月15日、軸組構造見学会を開催しました。

九州では、ものすごい雨のために大きな被害げ出ています。
滋賀は、朝から梅雨の合間なのか、それとも明けたのか?暑さが厳しいです。

暑い中18組の方が見学会に参加してくださいました。

第470回 神郷の家構造見学会

セミナー(説明会の様子)

午前午後の2回説明会をさせて頂きました。
設計の企画の話や、大工工事の話・材料の話を40分程度させて頂きました。
伝統構法の良い所は、私の話したいところで、皆さんに知ってほしい事。

木の家を建てたいという方が数組参加され、現代の家づくりに疑問を持っておられました。
建築中の家を見、木組みを目にすることで、

「まだ、こんな家を建てる事の出来る、大工さんがいるんですね!」なんて!

「私の所は、若い弟子たちが作っているんですよ!」で、また驚き!

それだけ、世間では、工業化させた家ばかり。

地域材を使った家づくりは、当たり前にいいことですが、
これから先、その材料を使い家を建てられる大工がいなくなる。
世界に誇れる、木の家の文化はどうなるのか。

お施主さんが考えるのではなく、作り手が考えなくてはいけません。
そして、強いメッセージを発信しなくては!


Posted by 東近江 川村工務店 at 22:23│Comments(0)
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