第306回 日本コバ山行
2010年05月02日



連休の初日、日本コバの山行があり、妻と弟子と近所の方を誘い参加しました。
朝の心配させる雨には、想像できないくらいの青空が、私達の山行を迎えてくれました。立夏の装いです。山の木は芽吹き、黄緑色の芽、少し赤っぽい芽、日蔭のかずらは光にあたり、草自身に緑のグラディ―ションを作り、山を歩く人の目を、疲れをいやすかのように迎えてくれました。
山行の途中には、道しるべを数カ所立て、そのたびに小休止といった具合でした。そのたびに、景色の説明や『ここはな~』みたいな話に、中高年の私達の歩行配分には、とても良かったリズムではなかったでしょう。
山頂では、めいめいの昼食タイムでした。灰谷さんのように『極秘ビール』とシャレた人もいたようでした。それが、お天気のせいか、うらやましい限りでした。頂上を渡る風は、少しひんやりでしたが、なにせ、山登りした事がめったにない自分には、気持ちの良い限りでした。下の景色を楽しむという、これが本当の「上から目線」。登頂記念の看板も立てることもでき、記念写真もバッチリ!
山頂も1時間足らずで下山し、次の目的地『盤石の丘』へ向かいました。
雨風に土が流されてしまい、大きな岩がむき出しになった、岩山のような感じです。ここは地元の箕川の人たちが、管理されている、絶景の場所です。晴れた日には、遠く白山が雪をかぶり、そのいただきを見せてくれるそうです。この日は少し、遠くはかすんでいるように感じられ、白山を見る事は叶いませんでした。
この場所ではもう一つのイベントである、植樹をしました。栗の木5本とドンぐり20本。思い思いに、友達と・家族でといったように、大切に植え、家から持ってきた500ccの水を、「大きくなれよ」と言わんばかりに、足元にかけてきました。
谷口さんの1歳の○○君は、大きくなって、この盤石の丘を訪れてくれるのだろうか。そして、栗の木やドングリの木の成長をみてくれたなら、「いいことやな~」と思いました。
参加者が33名で、賑やかな山行でした。山や森、木や草や花、遠くに見える景色、空気。どれも好きな人ばかりなんやな~。そんな出会いの引き換えに、『しんどいな~』。明日からの筋肉痛を予言しながら、解散式を迎え、無事終了しました。
Posted by 東近江 川村工務店 at 08:07│Comments(0)
│樹湖里っ子(きこりっこ)
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