第314回 河瀬の家上棟

2010年09月01日

第314回 河瀬の家上棟


9月1日、『河瀬の家』の上棟をさせていただきました。
今年は例年になく、猛暑続き。いつになったら涼やかな風の中で、大工仕事が出来るのだろうか?
毎日、ペットボトルのカラが「今日は22本」と言うように、新記録更新中です。「飲まずにいられない。」「屋根には1時間半の作業が精いっぱい。柱で出来る影を探しながらのいっぷくです。

河瀬の家は、国産材100%、県産材は構造材に関しては、ボリューム満点。登り梁工法で大きな谷が2本、さらに、越屋根がある。木組みの魅力は、まさに大工の刻みの魅力でもあります。今回は、弟子の河原に任しました。とても時間がかかりましたが、綺麗な木組みがどっしりと組み上がりました。
お施主さんも、唐木建ちの家に大満足でした。

『風土木の家』認定の建物でもありますが、今回初めて、「滋賀らしい環境こだわり住宅」『滋賀ほんまもんの家』として、世間に出していくことが出来る家です。
木材納入者は、長谷川林材。設計は、河島1級建築士事務所。施工は、川村工務店です。
世間では、手加工とか伝統工法とか、口に出してPRしていますが、先の膳所の家・今回の河瀬の家を目のあたりにすれば、言葉だけの、物知らず業者では、恥ずかしいと思うのが普通かも知れません。それだけ川村工務店は、みんなが自身を持って臨んでいます。

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