第392回 日本人はこれからどう暮らすべきか
2011年07月18日

お話をする清水陽介氏
第72回目になる「風土木の家セミナー」
『日本のエネルギー事情』というタイトルでお話をしていただきました。
21歳の時、2年半インドから中東・ヨーロッパ・アフリカを、
自転車で単身、自分がどのように生きるのか、放浪の旅に出かけました。
その長い旅の中で、「食べる事と、住むという事が人間に一番大切なことだ。」
と、気づきました。
日本に帰り、農業をやり大工も始めますが、知り合った上山田の松本さんと、
二人三脚で、、農と大工を分け分担しながら、若い研修生を受け入れ、
「どっぽ村を」事業として起こしました。。
米も作る大工という、依然私の回りに
ふつうに在った形です。(10年前の自分がそうでした)
全国から、若い人が(男も女も)研修生として集まります。
雄弁な清水さんの言葉には、代行という(なんでも他人に物を作ってもらい
、お金という経済で豊かさを感じる)仕組みから、もともと、自分で出来る事は自分で
やってしまう社会を取り戻さなければならない。
先人の知恵や、行いをもう一度取り戻さなくては!
100のエネルギーをつくるために110のエネルギーを使うオイルピークの経済
独創的は本質と同じであるという話など。
清水さんの話は、実行しているという説得力があります。
こんな良い話を、本当に多くの方に聞いてほしいと思いました。
Posted by 東近江 川村工務店 at 22:57│Comments(0)
│樹湖里っ子(きこりっこ)
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