第449回 楽々園

2012年01月23日

1月21日、木考塾(木造在来工法住宅を考える会)の職人部会が、
彦根市の社寺建築をなさっている、西沢工務店と彦根市の計らいを得て、

現在、保存整備事業が行われている、玄宮楽々園御書院棟へ、
研修に行きました。

第449回 楽々園


まもなく素屋根が外されます。

その前に、足場の上に上がり、完成されたこけら葺きのきれいなカーブや、
目には見えない職人の苦労を、目と耳で勉強する事ができました。

第449回 楽々園

カメラには、すべてが収まっていませんが、
目の前に迫ってくる、こけらの吹き足の綺麗さや、
カーブをつくるポイントが緻密に計算され仕事されていました。
職人ありきですね。

昔の職人は、高価な金物には頼ることなく、
地場の木材を工夫することにより、
より地震に耐え、より軽やかに綺麗にを、追及していたのですね。

たいしたもんです。




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