どっしり土壁、がっちり木組みの家(東近江市 T邸)
2010年01月28日

限界耐力計算法で設計した、筋交いが無く土壁を
大直しまで施工した、木組みと漆喰の映える家です。
木造3階建て、80坪を超える、ダイナミックな雰囲気が楽しめます。
一部天竜杉を使用。ほとんどが県産材。国産材オンリー。
光や空気の通り道がはっきり作ってあります。




北村邸南に大きなデッキのある家(愛荘町 K邸)
2010年01月27日

淡海里の家の認定がある、風土木の家です。
結婚して間もない夫婦が新居として生活する
自然素材たっぷりの、太陽の光がしっかり入る、
明るく快適な家が出来ました。
床板は、パイン材・ベランダとデッキは米ヒバですが、
その他は、すべて杉・桧で仕上がっています。
三階まで続く、箱型階段とストリップ階段、そして曲がった踊り場のある階段は、
とても気持ちのいい空間になっていて、
リビングと二階の寝室や家事室をうまくつないでいます。
二階からの景色も、さえぎるものが無く、快適です。
また、ベランダやデッキは広々とし、建物自身も大きく見え、ボリュームたっぷり。
リビングに置かれた薪ストーブが、家族の会話を賑やかにしてくれるでしょう。




工作室のある家(彦根市 MS邸)
2010年01月25日

大貫を3段配したさげかま工法の粘り強い伝統工法で
組まれています。樫の木で作られた込み栓が500本以上
使われています。外観写真の白い部分は、土佐漆喰で、
縦に貼られた板は市販されている、焼板を使いました。
張り方や素材を使う部分のコーディネートを
することにより、新しい感性が生まれてくる事に
気が付きました。そんな現場でした。
内装の壁は、漆喰とぜオライトの混合です。
床板は、パイン材。そのほかの木材は、桧と杉のみです。
私は、階段は、檜を使う事が多く、決して集製材や、塩ビで加工されたものは使いません。
階段の加工・割付もすべて手作業です。
1階から2階・3階に架けられた階段は回り階段で箱型のところストリップ式のところと、
組あわせ、階段からも光や風が自由に流れる工夫がして有ります。
居間と食堂の間仕切りも、夏・冬に自由に対応できるよう大きな建具が、
引き込まれるようになっています。吹き抜けも季節にあった使い方が工夫されています。
和室の部分は、23cm高くなっていて、障子を開け利と、腰掛けられるようになっています。




石場建ての家(東近江市 KK邸)
2010年01月24日


地盤がとても良く、地盤調査の方に「石を、チョンと置くだけでもいいですよ!」と、
少し笑みを浮かべて言ってくれました。
石の家に載っているだけで、コンクリートの基礎に緊結していない事が特徴です。
限界耐力計算法で計算し、安全を確かめています。
土壁は裏表を塗り、おお直しもしているので100mm程度の塗り厚になっています。
室内の壁による、調湿と蓄熱への期待。夏場のクーラーなしで過ごせるという期待。
冬場は、薪ストーブと、残材でボイラーを炊き温水での床暖房。
そんな仕掛けのある家です。


駆け込み天井の和室 大きな吹き抜けには薪ストーブ


桧のシステムキッチンno.1号
鎮守の森によりそう家(東近江市 Y邸)
2010年01月23日

風土木の家として認定するには第一号の家です。
愛知川の川上である、永源寺の杉をたくさん使い、
一部多賀の杉を使うなど 多くが地域材で造られました。
柱も「柱100本事業」で、地域材のヒノキをいただき、
県産材の使用率は90%を超えていると思います。
古民家風の、外観・内装は、
黒と白・茶でまとめてシンプルな趣です。
中は寝室の個室以外は、大きな吹き抜けを通し大胆なワンフロアーになっていて、
将来子供の成長に合わせ間仕切るという思いです。
日本の伝統的な雰囲気の中に、現代風の若い感性がどっしりと詰まった家です。
仕上げ材も全て自然素材なので、安心・安全な子育てができるでしょう。
二方に配したベランダは、布団干しや洗濯の干し場になり、
その下にある、ウッドデッキは、少し畑仕事をした後のいっぷくや、
友人を招いたときの、バーベキューの場となり利用でき、
楽しい住まい方が出来るでしょう。



